千参百年余の信仰を 今につなぐ医王院



今年は晴天に恵まれました。桜の舞い散る中、小矢部の春の風物詩「獅子舞」が行われました。


涅槃会 《お釈迦様の忌日法要 涅槃だんごまき》 2024.02.15


涅槃とは、サンスクリット語の「ニルヴァーナ」を訳したもので、「火を消した状態」を表わしています。燃えさかる煩悩(ぼんのう)の火を滅して、迷いの無くなった悟りの境地をいいます。

涅槃会にはお釈迦さまの涅槃図を掲げて法要を行います。涅槃図にはお釈迦さまが沙羅双樹(さらそうじゅ)の下で頭北面西(ずほくめんさい)のお姿で横たわり、その周りでは十大弟子や諸菩薩をはじめ鳥獣や虫類の嘆き悲しむ姿が描かれています。

 

 法要の後、お釈迦様の舎利 (ご遺骨) に例えられた涅槃だんご

をお配りしました。涅槃だんごは、無病息災や交通安全、厄除けなどにご利益があるとされています。




❖ご案内

≪年間定例仏事≫

◉コロナ禍の為、

予定が変更になる場合が

あります

◎ 1月  1日  修正会(深夜零時)年の始めにあたり、天下泰平や人々の幸福を祈って行う法要

◎ 2月15日  涅槃会(午後一時半)お釈迦様の忌日法要 涅槃だんごまき

◎ 5月  8日  灌仏会(午後三時)お釈迦様のご生誕をお祝いする花まつり

◎ 7月24日 地蔵祭(午後七時)

◎ 8月22日 閻魔会(開始時刻 午後七時)閻魔像をはじめ十王像 年に一度の御開帳

◎11月6日 十夜報恩講(午前十時)祠堂経会(午後一時半)先祖供養







❖周辺をお散歩

◆若宮古墳

医王院の裏手にの若宮古墳

6世紀初頭に築造された前⽅後円墳

(富山県指定文化財・史跡)

◆倶利伽羅源平の郷 埴生口

埴⽣エントランス  倶利伽羅源平の郷埴⽣⼝

館内には医王院についての解説や所蔵品を展示

平成14年、ここから埋蔵金が発掘されました