十夜報恩講 を行いました  2023.11.06

 

 お十夜は、10月から11月にかけて浄土宗寺院で行われる秋の念仏行事です。「十夜法要」「十夜講」「十夜念仏」など色々な呼び方がありますが、正式には「十日十夜法要」と言います。もともとは旧暦の10月5日夜から15日の朝まで、十日十夜にわたってお念仏をとなえる法要でした。

 

 

 由来として、浄土宗でよりどころとしている経典の一つ『無量寿経』の一節にある教えを実践したものです。そこには、「娑婆世界で十日十夜の間、善行を修めることは、仏の世界で千年にわたって善行に励むよりもすぐれている」と説かれています。


 

 また、十夜法要は阿弥陀さまに感謝の気持ちを伝える法要でもあることから、秋の収穫に感謝する意味で、仏前に新米や、新米で作ったおはぎ、小豆飯(赤飯)などを供える地方もあります。

 医王院も沢山の新米と柿をお供えしました。また小矢部名物のこんぶ餅をはとやさんがお供えして下さり、皆さんにお配りし喜んで頂きました。

 

今年は、大念寺ご住職による法話を頂き、続いて長幸寺ご住職の講話を頂きました。

 



彼岸花が綺麗な季節になりました  2023.10.01


例年より少し遅めですが、彼岸花が鮮やかに咲いています。珍しい白色の彼岸花もきれいです。


◆ 閻魔会 閻魔像をはじめ十王像の年に一度の御開帳  2023.08.22 夜7時より

 連日の酷暑、夕方になっても気温が下がらず暑い中にもかかわらず、皆様お集まりくださり、年に一度の『閻魔一族』の御開帳を行いました。




◆ 残暑厳しい日が続きます       2023.08.21

 例年8月15日は雨が降り、足元の悪い中お墓参りされる方も多いのですが、今年は午後3時過ぎから降り始めました。

酷暑もあり、早朝からご家族でお墓参りされる方も多くみられました。 (医王院傍の高台の墓地からの風景)

 

 台風や線状降水帯による大雨の被害や酷暑が続く中で、自然の前では人間は小さな存在だと、痛感する日々です。

被害にあわれた方々に心より御見舞い申し上げます。




◆ 地蔵地蔵祭(地蔵盆)を行いました   2023.07.24

 ◎地蔵祭(地蔵盆)の由来は諸説ありますが、中でも有名なエピソードに次のようなものがあります。

 仏教では、親より先に亡くなってしまった子供は、三途の川の賽(さい)の河原で石を積まなければ成仏が叶わないとされていました。しかし、ある程度高く積みあがると、そこへ鬼がやってきて塔を壊してしまいます。このことをかわいそうに思った地蔵菩薩は、自分が子供たちの親となって守り、成仏へと導きました。それ以降街角などに地蔵菩薩を祀り、子供の幸せや健康を願う民間信仰が広まっていきました。

 また別の由来に挙げられるのが、小野篁(おののたかむら)の話です。彼は平安時代に活躍した歌人で公卿でもあった人物です。昼間は公卿として朝廷に仕えていましたが、夜には地獄に降り立ち閻魔大王の裁判の補佐をしていました。ある日彼が地獄に降りると、そこで閻魔大王が、死者の代わりに自分自身を炎で焼いて苦しんでいる姿を目にします。当時、閻魔大王は地蔵菩薩の化身と考えられていました。小野篁が閻魔大王=お地蔵様を救うための供養を行ったのが、地蔵盆の由来とされています。               (https://www.e-sogi.com/より




 灌仏会 かんぶつえを開催しました 2023.04.07)

 4月8日(中国暦)はお釈迦様がルンビニの花園でお生まれになった日です。

色とりどりの生花を美しく飾った花御堂(はなみどう)で、右手で天を左手で地をさす誕生仏に甘茶をそそいで、お釈迦様のご誕生をお祝いします。これはお釈迦様が誕生したときに天が甘露の雨を降らし、誕生を祝福したことに由来しています。


前日に、皆さんで美しく花御堂を飾って下さいました

令和2年以来、久しぶりに開催できました。



古刹の歴史じっくり 富山新聞文化センター特別講座2023.06.18)


 

 梅雨のむし暑いなか、18名の方々が集い、小矢部、医王院の歴史を学んでいかれました。

住職のお経から始まり、特別に閻魔一族の御開帳、講師の歴史講座と続きました。みなさん熱心に受講され、お帰りには御朱印を貰われてお帰りになられました。



今年も獅子舞がありました。 (2023.04.15)

 

 

 今年は、小雨の降るあいにくの天候でした。

獅子が濡れないよう、透明シートで覆い、子供たちも透明なレインコートを着て頑張りました。


 

お宿の医王院から、お昼ご飯を食べて出発していかれる様子。